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工場ざんまい(2007年08月25日)

この日は表題のとおり、1日に2回も工場と
かかわりの深いところへ行ってしまった。

まずは大井町にあるJRの工場。
工場ざんまい(2007年08月25日)_c0046030_0405384.jpg
車輌が宙吊りになっているその前を、子どもを乗せたミニSLが行き交っていた。なんだかシュール
工場ざんまい(2007年08月25日)_c0046030_041051.jpg
京浜東北線の車体を載せた工場専用のトレーラー。こうしてみると電車ってデカい

ひとしきり楽しんだ後、ふたたびお台場の
“東京カルチャーカルチャー”へ。
今日は写真集『工場萌え』のヒット御礼イベントがあるのだ。

工場ざんまい(2007年08月25日)_c0046030_0442584.jpg
左から文担当の大山顕氏、写真担当の石井哲氏、編集の方(名前失念)。大山氏は団地マニアとして有名だが、最近はいろいろな趣味のマニアを通して、その分野を広めることに興味があるらしい
工場ざんまい(2007年08月25日)_c0046030_044348.jpg
美しい写真に観客からため息がこぼれる。石井氏は工場を撮ることから写真を始めたとのこと。経験が浅いのにこんなにレベルの高い写真が撮れるのは、やはり工場に対しての「愛」があるからか

ここでは同じ編集者の立場としても興味深い話が聞けた。
たとえば、大山氏たちが反対しても、本のタイトルを“工場萌え”にしたこと。
また、そのタイトルの文字の色をピンクにしたこと。
この2点がなければ3万部のヒットは達成できなかったのではないかと。

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』に代表されるように、
本(とくに単行本)にはタイトルの妙で売れ行きが左右される。
確かに、工場に“萌える”という感情はちょっと違う気ももするが、
その響きがキャッチーであったのは疑いないだろう。
勉強になりました。

でもまぁ何が一番良かったかってのは、大山氏に
ご挨拶できたこと。
いつか一緒に仕事でき(略)

  by bigfield18 | 2008-01-06 00:48 | 徘徊記

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