杉本遼平くんの心情を考察する

インド洋津波によって、父と弟を無くした杉本遼平くん。
感情を押し殺した彼の姿に、同情した人も多いと思う。
12歳とは思えないほど落ち着いていた彼の言動。
家族を失った悲しみが彼を大人にしたのなら、これほど皮肉なことはないだろう。

今日の朝刊によると、行方不明だった母親も見つかったという。
僕の中で思わず「よかったじゃん」という感情が込み上げてきた。
たとえ遺体でも、その人が存在していた証が残るからだ。

だがよく考えると、一概にはそうも言い切れないかもしれない。
震災から1ヶ月以上経っているのだから、遺体は相当傷んでいるはず。
変わり果てた姿を見て「これがお母さんだ」と言われた彼のショックは想像を絶する。
それなら思い出としてキレイなままで終わったほうが…という捉え方もできると思うのだ。
どっちにしても、彼にとっては余計なお世話だが。

それにしても、一連の報道には本当に腹が立つ。
彼を悲劇のヒーローに祭り上げ、明らかにお涙頂戴します的な姿勢が伺えてならない。
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  by bigfield18 | 2005-02-05 12:13 | 考えごと

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