人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『ヒトラー~最期の12日間~』レビュー

少し前の話になるが、『ヒトラー~最期の12日間~』の試写があったので観に行ってきた。

一言で言えば、「映画っぽくない」。

普通の映画なら「クライマックス」が存在するのだが、この映画にはそれがない。
ヒトラーが自決する場面さえも、あくまで淡々としているのだ。
しかし、それがかえってリアリティを醸し出しているのは、偶然ではないだろう。
映画好きには薦められないが、知的好奇心が旺盛な人は、上映時間155分という長丁場も気にならないはずだ。

余談だが、この映画は渋谷のシネマライズで上映される。
ここのラインナップはセンスがいいのだが、かなり見る人を選ぶものばかりだと思う。
昔観た『リリイ・シュシュのすべて』という映画もそうだった。
興味がある人はDVDかなんかで見てください。
僕は軽くウツになりました。

  by bigfield18 | 2005-06-23 21:28 | 考えごと

<< 人生でもっともショックだった瞬間 WOWWOWのCM を見た >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE